宇野皮膚科アレルギー科医院(宇野医院)|静岡市 駿河区の皮膚科・アレルギー科。静岡駅から徒歩9分。

診療案内

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、「増悪・寛解を繰り返す、瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者さまの多くはアトピー素因を持つ」と定義されています。またアトピー素因とは、「(1)家族歴・既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちのいずれか、あるいは複数の疾患)、または(2)IgE抗体を産生しやすい素因」と説明されています。
症状はかゆみを伴う発疹で、皮膚が乾燥してざらざらすることが多いです。肘や膝の内側のくぼみ、顔、首などによく現れます。アトピー素因とバリア機能の脆弱性等、さまざまな病因が複合的に関与しており、遺伝子の関わりも研究されています。

じんましん(蕁麻疹)

じんましんは皮膚の肥満細胞から遊離した物質によって全身もしくは一部の皮膚に、大小さまざまな発疹が現れ、強いかゆみを伴う症状です。発疹は数分から数時間で消えてなくなります。
明らかな誘因がなく自発的に皮疹が誘発されることが多いですが、外部刺激やストレス、食品(サバ、エビ、卵など)などでも起こる場合があります。じんましんは15~20%の人が一度は経験するといわれています。

ニキビ

毛穴に皮脂や汚れがたまるとアクネ菌という菌が増殖し、皮膚の炎症がおこります。基本的なスキンケアや規則正しい生活で症状を抑えたり、予防したりすることもできますが、化膿したり・膿が出るようになってしまうと、自己流のスキンケアでは対応が難しくなってしまいます。
外用薬だけでは改善しないこともありますが、その場合は内服薬・ピーリングもおすすめです。

湿疹

湿疹にはさまざまな種類があり、貨幣状湿疹、主婦(手)湿疹、汗疱、乾燥性湿疹などが含まれますが、どれも赤み、かさつき、かゆみを伴い、皮膚がむけたりすることもあります。ステロイド剤や外用薬にて処置をすることがほとんどですが、症状によっては、抗アレルギー剤の内服を併用することもあります。

帯状疱疹

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じく、水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされます。子供の頃に治療した水ぼうそうのウイルスが生き残っていて、神経節内に潜伏していたものが再活性化し、発症します。30~50歳代に多くみられます
症状としては、神経線維にそってまず痛みや違和感が見られます。その後、左右どちらかの皮膚に神経線維にそった形で帯状の発疹や水ぶくれが出るのです。発症部位は、胸や背中が多く、ほかに首や顔、腕、太ももなどにも見られます。時に結膜炎や顔面神経マヒなどを合併することがあります。

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水虫(足白癬)

皮膚糸状菌(白癬菌:カビの一種)が足に感染して起こる病気です。足が不潔な状態のときに起こりやすいのですが、感染の機会は多くあります。家族内に白癬菌の感染者がいる場合、同じ施設での集団生活、プールや共同浴場の利用などは感染の危険性が高くなります。

足白癬が増え始める5月には、5人に1人は足白癬があり、また10人に1人は爪白癬があるという報告があります。

爪に感染すると、爪が白く濁ったり、黄色くなったりします(爪白癬)。この場合は特にかゆみもないため、治療されずに放置されているケースが目立ちます。

巻き爪・陥入爪

【巻き爪】
爪の先端の端が変形して内側に曲がり、皮膚に食い込んで痛みを生じさせる病気。ハイヒールのように先の細い靴を履き続けることが原因となりやすいです。爪と皮膚の間に綿を詰める、ワイヤーを使うなどの治療法があります。

ワイヤー法は自費診療で、爪に穴をあけてワイヤーを通し、徐々に扁平にしていく治療法です。治療期間には個人差がありますが、2カ月に1回はワイヤーの交換が必要です。
また、1~2年後に再発する場合もあります。
1回の料金:5,350円(税込み)

【陥入爪】
爪の先端の端が周囲の皮膚に食い込み、その部分の皮膚が赤く腫れて傷む病気。足の親指に起きる場合が多く、深爪やつま先の細いハイヒールを履くことが原因となりやすいようです。

尋常性乾癬

尋常性乾癬は、少し盛り上がった赤い発疹ができ、徐々に銀白色の鱗屑(皮膚の粉)のかさぶたで覆われて、フケのようにボロボロとはがれ落ちる病気です。発生する箇所は人によりさまざまですが、頭皮や髪の生え際、ひじ、ひざといった刺激を受けやすいところに出やすい傾向です。全身に発疹が現れることがあるほか、爪が変形したり、関節炎が起きたりすることもあります。また、かゆみを伴うこともあります。ウイルスなどで発症する病気ではないので、人にはうつりません。

原因はいまだに解明されておらず、遺伝的素因に不規則な生活や食事、ストレスなどがプラスされることで発症するといわれています。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

掌蹠膿疱症とは、文字通り手のひら(手掌)や足の裏(足蹠)に、膿がたまった膿疱という小さな水ぶくれのような皮疹が多くできる病気です。最初は小さな水疱ですが、徐々に黄色みを帯びた後、かさぶたとなって角層がはがれ落ちます。これらの皮疹がまじった状態やかゆみを感じやすい時期を経て、よくなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴で、すねやひじなどに現れることもあります。ひどくなると、手のひらや足の裏の全体が赤みを帯びたり、ひび割れしたり、痛みを伴うことがあるほか、爪が変形することもあります。

なお、膿疱内には細菌といった病原体は入っていませんので、人に触れても感染しません。

いぼ

いぼは、皮膚から盛り上がった小さなできもので、数は1~2個から数百個まで、症状によりさまざまです。ウイルスによるいぼが一般的ですが、ミズいぼのほか、加齢による中年いぼ、年寄りいぼなどがあり、がんの場合もあるので注意が必要です。

通常ウイルス性のいぼには、触ることによって同じ人のほかの所に感染が広がる傾向があり、ウイルス性なのでほかの人に接触することでうつる恐れもあります。また、尖圭コンジローマ(性器疣贅)は、性行為で他の人にうつる可能性があり(ヒトパピローマウイルス感染症)、口、のど、性器のがんになる危険性もあります。

多汗症

手掌、足底、腋窩という限局した部位から両側性に過剰な発汗を認める疾患です。
1)最初に症状が出るのが25歳以下であること
2)対称性に発汗がみられること
3)睡眠中は発汗が止まってること
4)1週間に1回以上多汗のエピソードがあること
5)家族歴があること
6)それらによって日常生活に支障をきたすこと
以上の症状のうち2項目以上当てはまる場合を多汗症と診断しています。
治療は塩化アルミニウム液外用などです。塩化アルミニウムは汗管と結合し発汗の出口を塞ぐという効果が考えられています。
20%塩化アルミニウム液 100ml 税込み1,000円